INTERVIEW & NEWS

<Profile>
宮崎県宮崎市出身。
栄養課程の大学卒業後、JA児湯に就職し新富直売所ルーピンで23歳から計12年務める。

好きな料理以外で食と関われる仕事

—なぜJA児湯に入社しようと思ったのですか?

林:栄養課程の大学に進学していたのですが、料理が好きだけど料理をする仕事をしたいという考えはなかったのです。
そんな時に、JA児湯の募集を見つけて食材を扱う仕事をしようとして入社を決意しました。

—以前から料理に興味があったのですか?

林:はい。小さい頃から好きでした。
母親が仕事で忙しい日は、妹と交代でお弁当を作ったりと料理をする機会が多くて自然と好きになっていった。
大学進学を決めたのも、食に関する仕事がしたいという想いが強かったからです。

気づかないうちに身につけたスキル

—大学での経験はどのようなことに活かされていますか?

林:あまりないかもしれない(笑)
でも、お肉を製品用に切れるスタッフは私を含めて5名程度しかいないから、仕事で活かされてる経験かもしれない。
誰でも切れるものではないのですが、自分でも気づかないうちに身につけていたスキルですね。

また、大学時代の経験だけではありませんが、これまで楽しいことばかりではなく、様々な壁にぶつかることもあれば挫折したこともありました。
そんな時に支えになってくれたのが「人」。
経験というよりも、様々な人との関わりの方が私の中で財産になっていると思います。

—直売所で働くと地元の方との関わりも多そうですが、どのような関わり方をしていますか?

林:もちろん生産者の方々との関わりも多いですが、地元の飲食店も直売所の食材を利用してくれ、生産者から消費者まで関われるという点は直売所ならではの面白さだと思います。
お客様から直売所ルーピンの評判も良く、アンケートを取らせていただいた時も、

「食材が新鮮で美味しい」
「地元の食材を地元で食べられるというのは嬉しい」
「安くて良いものが揃っている」

など、お褒めの言葉をいただきました。

誇れるものが溢れるまち

—生産者、消費者共にファンの多い直売所ルーピンですが、今後はどのような展開をしていきたいですか?

林:まずは安心安全な食材をクレームゼロで提供することですね。
利用される方にとって、どうすればもっと使いやすくなるのかを考えてレイアウトなども工夫しています。

—直売所を営業する上で、新富町の良さや課題は何だと思いますか?

林:良さは高品質なものが何でも揃っていることだと思います。
湖水ヶ池のレンコンや、エリザベスメロンなど他所には負けない地場産品があることが新富町の誇りでもある。

逆に課題は、それらの認知度がまだまだ低いということですね。
アミューズメントパークなど、人を集める施設が新富町にはないように感じるので、サッカースタジアムが完成することで、人も集まり自慢の食材を知ってもらうきっかけにもなるのではないかな?
そういった意味でもサッカースタジアムの建設は大いに期待しています。

—それらの動きがある中で、どのような人が近くにいると心強いですか?

林:私自身、直売所についてセミナーなどで勉強をしているのですが、大型商業施設で直売所の運営や店舗レイアウトなどの経験がある方がいてくれると心強いですね。

もちろん、私自身ももっと勉強しないといけないと思いますし、多くの方から刺激をもらいたい。
何はともあれ、新富町に来ていただいてどこにも負けない自慢の食材を1度はご賞味いただきたいです!

直売所から人と人を繋ぐ

—新富町は美味しい食材の宝庫ですよね。林さん自身はどのように成長したいと考えていますか?

林:これから起業したいとか、新しいことに挑戦したいとか、そういった願望はないのですが、これから何かチャレンジしたいという人の力にはなれると思います。
例えば、直売所で口にしたお気に入りの食材を自分でも生産してみたいと考えている新規就農予定の方。

実際に生産者の方とつないで、技術を継承してもらうということも可能です。
また、家庭菜園レベルの食材でも取り扱えるので、もっと気軽に利用していただけるような仕組みも作っていきたいと思います。